妊娠

職場環境は重要

薬剤師として働いていく中で、転職したいと思う理由、それはどのようなことが多いのでしょうか。

薬剤師という職業は、女性が7割を超えるという特徴がありますが、女性が多いという事で、
結婚や出産などによって退職、また働き方を変えるために転職するという事も転職理由の一つです。

その他にも、一般企業と同じように人間関係がうまくいかないとか、もっとキャリアアップしたいなどの理由もあります。

女性が多い職場ならでは?

人間関係がうまくいかないという転職理由はかなり多いです。
薬剤師の職場は女性が多いという環境にあるので、陰湿な意地悪を受けたという方もいます。
しかし転職する理由として、転職先の面接で人間関係をあげるわけにいきません。

元の職場での人間関係の中で、自分に全く非がない状態で人間関係に疲れてしまったという事でも、
転職先の方がそれを理解してくれるかどうかわからないのです。

誤解されてしまえば、転職先で「長く雇用出来ない人なのかもしれない」と思われかねません。

転職理由がたとえ人間関係にあったとしても、それを転職を考える理由として、転職先の面接で話をするのは避けた方がいいでしょう。
もし可能であれば、転職する側として新しい職場が同じような空気を持っている職場ではないかどうか、
見学などさせてもらえるようなら見学してみましょう。

より高い給与が欲しい

地域や職場によって薬剤師の中でも給与が少ないという事で、転職を考える方も多いです。

高給といわれる薬剤師ですが、例えば漢方系の薬局などでは時給が通常の調剤薬局などよりも低いと知られていますし、
調剤薬局に雇用されても一般薬剤師は管理薬剤師よりもお給料が低い状態です。

転職情報サイトの未公開求人などを見ると、年収700万などの高給な募集がありますが、条件がかなり厳しい雇用といえます。
管理薬剤師であることが条件で管理職として働く責任の重い立場だったり、
かなり忙しい職場で残業も多いという職場、また地方での勤務という場合もあります。

高給を得るということは今よりも厳しい条件のところで働くことになるという事を理解しておくべきでしょう。

転職先面接で喜ばれるスキルアップしたいという転職理由

転職先の面接で一番求められている転職理由がこの「スキルアップ」したいという理由かもしれません。
しかし薬剤師としてやみくもにスキルアップしたいといっても相手に伝わる事がないので、
どのようにスキルアップしていきたいのか、どんな仕事をしたいと思っているのか、明確にしておく方いいでしょう。

例えば将来薬局開業を志しているので教育指導が徹底しているところで働きたいと思ったとか、
将来在宅医療に関係する仕事に就きたいと思っているとか、
どのようにスキルアップしたいのかという事を面接官にしっかり話ができるようにしていきましょう。