薬入れ

どの地域でも進む高齢化を考慮している

都市部でさえも高齢者の率が上がってきている日本です。
地方、田舎に行くと若者の姿を探す方が難しいといわれることも多く、
医療という面で高齢化社会に適応していくという事は重要な事です。

ではこうした中でどのような薬局が理想的な薬局となるのでしょう。

高齢になると不具合が全くない、健康に全く問題がないという人の方が少なく、誰もがどこかに支障ありの状態です。
膝が痛くて歩くことが困難だったり、血圧が高くお薬を飲まれていたり、
心臓が弱かったり、胃腸が弱くなっているという方もいます。

日々の健康に不安がある方々を地域医療の一端としてサポートしていくという役割を、
現在薬局やドラッグストアが抱えていると考えなくてはならないのです。

生活習慣病を予防する取り組みも必要

糖尿病や高血圧症、動脈硬化などを代表とする生活習慣病は、命にもかかわる合併症を引き起こす可能性がある事でも知られています。
お時間がある方は、こちらのサイトもどうぞ。

現代日本でも生活習慣病まで行かずとも予備軍となっている未病状態の方は非常に多く健康診断でわかっていても、
目に見える不具合、症状が起らないことで放置する事が多くなっています。
>>生活習慣病の怖さ|生活習慣病の原因を絶つ!

自分が生活習慣病になる可能性があるという事を自覚し、何かしら健康体になる事をめざし、
アクションを起こしてくれたら大きなことになりません。

薬局やドラッグストアでは、こうした生活習慣病のリスクを伝えるとともに、予防するためのサプリメントや補助食品などを紹介する、
また万歩計など健康グッズを販売し、サポート商品を広めていくなど、予防措置について取り組むことも必要でしょう。

健康維持の相談ができる薬局であるために

薬局やドラッグストアに薬剤師がいれば、薬の相談に行くこともできるし、症状に見合ったお薬を探してもらう事もできます。

健康診断の数値があまりよくない、でも病院に行くほどではないようだという時、何をすればいいのかどのような事が必要なのか、
いつでも相談できる薬局、ドラッグストアであるべきです。

そのためにはやはり薬剤師の存在が大きいでしょう。

食生活や生活習慣などをどのように変えていけばいいのか、気軽にいつでも相談できる、
また薬局などが率先して健康教室を開き、生活習慣病のリスクを多くの方に知らせる、また高齢者の体の負担にならない運動などを指導する等、
健康サポートがこれからの薬局やドラッグストアに必要な要素となっていくでしょう。